素麺のはなし
播州と言えば、揖保乃糸ですが、こちらでも
古い素麺=ひね素麺の事を知らない人が多いです
作った年の素麺は、新素麺
1年寝かした素麺は、古素麺(ひねそうめん)
2年寝かした素麺は、大古素麺(おおひねそうめん)
お米とは逆で、1年~寝かした方が価格が高くなるのです
寝かすことで、熟成が進み、コシも出て、風味も増す
長いこと扱っていると、常識だったことが、非常識になりました
スーパー等で売ってる、6束入りの素麺は、完全密封され、素麺が熟成しません
昔ながらの木箱入りで、専用倉庫で保管されたものが良いかと思います
先日、そんなことを知らないって方が見えました
古い素麺、熟成するなんて、知りませんと
と、説明して
古素麺と大古素麺(同じ価格)と、どちらにしますか?と聞きましたら
古素麺を選ばれましたw
そうなんです、2年も古い、古素麺なんてと思ったのでしょうね
風味がぐっと増すのは、2年物なのですが
まあ、売れ残っても、我が家で頂きますので、問題はありませんが
お米と違って、古い方が高級で、旨いって知って欲しかった
そして、もう一品、寝かした方が良くなる商品を扱ってますが
また、別に機会に紹介します(^^;
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