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2005.10.05

在庫リスク

小雨

農家さんの販売方法は出来秋に一度に片付けると
昨日書きました

今日、顔見知りのお客様が見えられ
農家さんが買ってくれと頼まれたので
毎年15俵?(一度に支払うそうです)買って3俵?づつ引取っていたようです
(一般の方の1俵は30kgのことです)

なのに今年から全部引き取って欲しいと言われて
キャンセルしたそうです(置く場所が無い)

そんなお客様が当店へ来られました

これは複雑ですね

当店でも一度に15袋も買って頂けるなら
特別な価格がだせるのですが

それを無料保管して販売するなんてとても出来ません
倉庫業になってしまいますし、無料じゃネ!

米は、年に一度しか獲れません
それを1年掛けて消費していきます

お米は誰が「在庫リスク」を負うかということなんです

お安く買うには
農家さんの言われる通り一度に買って自分で保管すると良いでしょう?
でも、買った側にリスクが発生します
置く場所、味、品質、夏場の保管、大変なリスクです

毎月、買うことにしましょう
これは、販売側に在庫のリスクが発生します
当然、出来秋価格での販売では割りに合いません
高くて当然~

でも、出来秋価格になれてしまった方には

在庫リスクの話をしても馬の耳になんとやら~

米流通業は在庫リスクの役目を果たしてたんですが
その評価はまるで無し!

ps
その後、玄米1俵?(30kgのこと)お買い上げ頂きました

毎度あり~♪

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